シーズン開幕。

その前に車検でディーラーへ。
奥に見えるGiulia、実車を見るのは初めてです。

カーボンを大盛りにした限定版のQuadrifoglioの展示車。「通常版」のQuadrifoglioと並んで価格の桁が他のGiuliaと変わりますが、即御成約だそうです。
価格の問題ではなく(問題ですが 笑)このモデルに搭載しているフェラーリ肝いり?のエンジンが、同じ肝いりのマセラティに搭載のエンジンとは違い、振動を犠牲にしても気筒の爆発順をフェラーリと同じにしたそうで、泣けてきます。アルファロメオ・ザウバーとして名前だけでもF1復帰したアルファロメオですが、エンツォ・フェラーリは元々はアルファロメオF1のドライバーであり、「フェラーリ」を生んだのは、アルファロメオであることはあまり知られていないかもしれません(知らなくてもいいとは思いますが)
この穴があいているかどうかでかで価格が倍近くになります。

お約束の試乗へ。穴はあいていない、最近追加になったGiulia Veloce 2駆バージョン右ハンドルです。
乗り心地がフラット過ぎて、小さな継ぎ目の通過がバタついて感じられるほどです。Superではなく、素のGiuliaのタイヤ扁平率くらいが意外に平和でいいかもしれません。

車検の間、Mitoを代車に使わせてもらったのですが、Mitoもモデル末期のせいかスポーツバージョンしかなく、これがまた落ち着かない乗り心地で、乗ってすぐに家族から突っ込まれた程です。

とりあえず車検を終えて、しばらくは付き合うであろうGiuliettaですが、ブレーキフィール以外は大満足です。
いわゆるパッケージとして優れていて、街乗りもしながら時にスポーツドライブをするには最高です。狙ってではないんでしょうが、やはりドイツ車に比べて何かとユルイ中にも、イザという時に鋭いエッジが立つハンドリングはイギリスのライトウェイトスポーツとも違う別の覚醒と官能をもたらします。
アルファの量産車のデザインは最初は馴染めずモデル中盤くらいからデザインの粋を感じられるように私はなるのですが、Giuliettaもその例に漏れず楽しませてくれています。先のGiuliaはマーケティング上仕方ないんだと思いますが、デザインのピークもなく少し残念ではあります。

こちらは置いたままになっていますが、また動き出すにはもう少し時間がかかりそうです。


一方こちらはシーズン開幕しましたが、写真係からスタート。
F1シーズンもいよいよ開幕し、ホンダとの契約を破談にしたアルファロメオ・ザウバーではなく、マクラーレンとの冬の3年間を過ごして別れを告げたホンダ(レッドブル・トロロッソ・ホンダ)を心底応援するつもりです。
私も秘密兵器を投入したので何とか早く成果につなげたいところです。

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